このゲームは買い? †
出来の悪いキャラゲー
SRPGとして期待すべきではない
カイエダ氏の絵が気に入ったら買ってもいいかも
ただし、ゲーム中では各キャラの全身画の胸元から上しか表示されず、解像度も粗い
更新データVer.1.1(2015年8月配信)で仕様がそれなりに改善されたので
もしこれからプレイする場合はアップデートを強く推奨!
参考までにAmazonでの2015年12月31日時点での各価格。
- 通常版2,280円、 Amazon限定クリアファイル付きだと5,980円
- 限定版3,100円、 Amazon限定クリアファイル付きだと6,979円
↓
2016年11月27日時点での各価格
- 通常版1,740円、Amazon限定クリアファイル付きだと2,058円
- 限定版990円、 Amazon限定クリアファイル付きだと990円
限定版のほうが通常版より安くなっている!同梱サントラに興味があるならオススメ。
先日単独で発売されたサントラは、ゲームの曲が全収録されている一方で、
奥井雅美さんの主題歌は未収録。同梱サントラの価値は何とか保たれた。
このゲームの特徴は? †
立絵とボイスを持つネームドキャラが全30人! そのほぼ全員が旧作には居ない、今作初出のキャラ達である。
30人のうち、主人公と皇帝を除いた28人が仲間になる他、固有の会話イベント、告白イベントとエンディングも各々に有る。
1人あたりのボイス量とCG数こそ最低限であるものの、昨今は数少ない、中世ファンタジーを題材にした新規シミュレーションキャラゲーとしての体裁を備えている。
え……タイトルにラングリッサーって入ってる? 入っちゃってますねえ……入っちゃってますが。
一見するとテンプレじみた性格付けのキャラでも、今作の会話イベントでは斜め上の趣味や意外な矜持を披露してくれたりもする。きっかけとして見た目で気に入ったキャラが複数居るなら、テキスト部分だけでそれなりに楽しめるだろう。
なお、ラノベじみた台詞回しが大半を占める。それからして駄目だというなら回れ右。
仲間28人中20人が女性キャラと、男女比はかなり偏っている。十代のキャラも多い。
主人公の性別は男で固定だが、プレイヤーの任意で男性キャラとも恋仲になれる。
告白は条件を満たしていないと失敗し、失敗した場合でも専用のイベントが有る。
旧作での仲間数は、主人公を除くと少ない作品だと5人、多くても20人前後でエンディングを持つキャラも一部だった。
今作では30人も居るぶん1人あたりの本編での描写が地味になりがちではあるものの、
仲間数に関しては旧作より一歩上にいっている。
このゲームはどうして低評価なの? †
- 【1】 当時のラングリッサーより仕様や演出が大幅ボリュームダウン、色々な改悪が見られるので、熱心なシリーズファンからほぼ総スカン状態。
- 【2】 2015年発売のゲームにしてはグラフィックや演出がかなりチープ。また、ショップや一部のメニューが不親切で遊びにくい面があり、本編のシナリオも薄め。
- 【3】 シミュレーション戦闘部分のテンポが悪い。おまけに、自軍が凄まじい早さで強くなってすぐ攻守万全に、序盤以降は敵がこちらに突っ込んできてしぬのを終始眺めるだけになる等、普通に遊ぼうとするだけでバランスが崩壊する(要は難易度が低い)。
なお、更新データで幾らか改善されたのは上記【3】に関わる部分のみだが、元と比較すれば劇的に良くなっている。
戦闘アニメをOFFにしておけば結構さくさく進められるようになった。
しかしほとんどのプレイヤーが更新データ配信前に見切りをつけてしまっているし、
配信後も【1】と【2】については許容できなければできないままで終わってしまうしで依然苦しい。
シリーズものとして見た場合、相対的に評価が下がってしまう作品は世に多いが、
今作は【2】という、今作単体だけの要素でも足を引っ張ってしまっている。
ちなみに2015年は他にも3DSでのSRPGとして、『デビルサバイバー2 ブレイクレコード』『ファイアーエムブレムif』『ステラグロウ』『スーパーロボット大戦BX』『PROJECT X ZONE 2』と様々なタイトルがリリースされていた。今作に評価その他もろもろの傾向がある程度近いのは、同年だと『三國志2』あたりでしょうか…。
2016年4月19日発売の海外版では、国内の更新データVer.1.1よりさらに細部が改良されている。
今作の完全版にあたるものは、この海外版だとも言えるだろう。
しかし海外でも、残念ながら低評価なのはまるで変わらず。
では、どんな人なら買い? †
- ラングリッサーシリーズに幾らか興味はあるが、これまで全く触ったことがない
- 初っ端から一律で難しいゲームは苦手。むしろ簡単なゲームのほうが好き
- 今作のキャラにお気に入りが居る
- 待ち時間の長さ、ゲーム自体に不便さがあろうと特段気にはせず我慢出来る
- 80年代~90年代のレトロゲームの演出こそ好き。多少の理不尽さにも慣れっこ
…上記4項目以上を満たすなら、いけるんじゃないでしょうか。更新データの適用は前提。
今作は、ラングリッサーシリーズで代表的なシステムを「広く浅く」取り入れているので、
シリーズの基本的な仕組みをイチからざっと理解・予習するのには向いている。
今作の難易度はかなり低く、ゲーム全体がラングリッサーを模したチュートリアルのようなもの。
一方、ラングリッサー旧作はいずれも難易度が高く、難易度変更ができるのも極一部のみ。
SRPGは大の苦手だというならば、今作で慣らしておくのは悪くない。
また、最近のゲームではもはや当たり前になりつつある、
武器や防具の精製やら合成であったり、スキルの付け替えだったり、成長ポイント割り振りとか
そういったものが今作には一切無い!ゲーム性が薄いということに他ならないが、
編成にかける時間がそのぶん短くて済むので、戦闘だけを連続して遊びたいならむしろテンポはすこぶる良いとも言える。
ちなみにラングリッサーシリーズは、そのあたりの点を昔から深くは掘り下げていなかった。
一方でレベルアップさせる対象が29人も居るので、育成好きのプレイヤーには相性が良いかも。
なお、今作が楽しめたのなら、シリーズ他作品もほぼ確実に楽しめると思われます。
「ひかり」をすぐ「光輝」に変換したくなるライフはきっとすぐそこ!
興味がございましたらラングリッサーシリーズ紹介ページも御参照下さい。
低評価を受けてか、リインカーネーション絡みのグッズの類は
サントラと3DS用のジェシカのテーマくらいで、攻略本や設定資料集は販売されていない。
本作のサントラは、2015年の時点で発売が告知されており、2016年10月6日にようやく 2016年11月26日発売 と発表。M3-2016秋<第38回即売会> 2016年10月30日(日) 11:00~15:30 で先行販売もされた。
曲はいいの? †
旧作『デア ラングリッサーFX』のものが編曲されて幾つも入っている。
『ラングリッサー2』のほうではなく、デア版の正当進化系といった趣きで、無難かつ良質なつくり。
その収録経緯についてはファミ通.comにてたっぷりと語られている。
http://www.famitsu.com/news/201504/22077059.html![[外部リンク]](admin/image/external_link.gif)
上記インタビュー記事にある通り、『デア ラングリッサーFX』とも関連性の深い本作では、サントラにその『FX』の曲さえも全収録される。
FXの元音源の性質上、音を綺麗にサントラへ落とし込むのが非常に困難だったようで、ここまで発売が遅くなってしまったとのこと(※CD販売元の公式放送より)。
おまけのほうが手が掛かっているというパターンであるが、FXのサントラ化自体もCD媒体としては初なので、デアからのファンにとっては大変喜ばしいニュースである。
続いて、以下は今作のデア関連の収録曲のみを、今作用の曲名ではなく、シリーズファンが把握しやすいように旧作での曲名で記載したもの。
限定版のサントラには一部入っていない曲もあるが(※公式サイト参照)、下記分については全て収録されている。
disc1-04 | Main Theme | ストーリー |
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disc1-06 | Shop | ショップ |
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disc1-13 | Neo-Holy War | 味方1 |
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disc1-14 | Requiem Lushiris | ルシリス |
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disc1-19 | Riana | リアナ |
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disc2-21/disc1-29 | A Story Forever | エンディング2(前半後半が別BGMで収録) |
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disc2-01 | The Legend of the Sword | 味方5 |
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disc2-02 | Enemy Reinforcements 2 | 敵援軍2 |
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disc2-03 | Knights Errant | 味方2(公式サイトでは4曲目になっているがCDでは3曲目) |
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disc2-05 | Last Battle | 味方7 |
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disc2-06 | Ally Backup 2 | 味方援軍2 |
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disc2-18 | Bernhardt | 敵9ベルンハルト |
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CDの収録時間はdisc1が1:15’53”、disc2が1:17’26”。どちらも一時間超え。
ステージ1という初っ端から流れる「Last Battle」は、
聖剣や魔剣の覚醒時にも流れ、今作ではまるで主題歌のような扱い。
リザルトBGMが毎回「Neo-Holy War」だったりするのは人によっては違和感あるか。
「Neo-Holy War」がリザルト用なのは旧作通り。必ずしも表題通りの場所で流れるわけではない。
新規曲もあり、上記の流用分とは曲風が大幅に違うが、曲自体の質は悪くない。
公式サイトのサウンドページで何曲か視聴できるので後はそちらでご判断を。
http://www.langrisser.jp/sound.html![[外部リンク]](admin/image/external_link.gif)
ちなみに早期(製品発売前)から各通販サイト向けに、サントラには、うるし原氏による旧作のクリスとリアナがピクチャーレーベルとして用いられるとの説明文・イメージ画が掲載されてきたが、
実際のサントラのピクチャーレーベルは、今作用のジェシカとリコリスとなっている(もちろんカイエダ氏の画)。
何らかの事情で予定と全く異なってしまったようだが、現在も上記の説明文等は各所でそのままとなっており、十分に注意されたし。
他にも、早期の特典告知ページでは、
>ディスク1には『ラングリッサー』、ディスク2には『ラングリッサーII』と『デアラングリッサー』の曲がメインに収録されます。
となっていたが、これも現物ではそんなことにはならなかった。
http://dengekionline.com/elem/000/001/031/1031006/![[外部リンク]](admin/image/external_link.gif)
なお最新の商品説明文では、
>ラングリッサー1&2、ディアラングリッサ—楽曲など20曲以上。
と改められている。これならば正しい…(『ラングリッサー1&2』には『ラングリッサー』の曲は未収録で、今作も同様)が、何故かデアをディアなどと書いてしまっているし、先述したようにピクチャーレーベルの件はそのまま。発売直前に差し替わりが決定したのだろうか。
ラングリッサー1&2の曲を求める場合は、本作の限定版CDでは割に合わない。
値が張るものの『メサイヤゲームミュージックコレクション VOL.1 ~ラングリッサーI・II・III』の購入がオススメ。
限定版の設定資料集ってどんな内容? †
表紙背表紙も含めて64ページ。
p2〜p3 | ラングリッサーシリーズの概要 | ファンには常識でしょう。 |
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p4〜p5 | ラングリッサー1〜5の簡単な紹介 | ネタバレも普通にあり。 |
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p6〜p7 | 今作の簡単な世界地図イラスト | ここでしか名前が確認できない地名も一部あり… |
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p8〜p49 | 今作のキャラ紹介、立絵と設定文 | アレス・ジェシカ・リコリス・現皇帝だけは差分、ラフ、ドットも掲載。 |
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p50〜p53 | 今作の世界設定、ストーリー紹介 | かなり簡潔。 |
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p54〜p59 | ラング1用のうるし原氏のキャラ原画、コンテ | 全部モノクロ。大体は攻略本用立絵のラフだけど、それ以外も多少。 |
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未公開イラスト…というのはp54〜p59にしかない。
イラストというか、すべて手書きのラフで、製品版と名前の違うキャラが居たりと、
資料集の本文注釈にもある通りいかにも…な開発中資料。マニア向け。
p8〜p49はほぼ今作の公式サイトにある絵と文章ばかり。モブ指揮官や店員達の分もあればまた違ったのだが。
ストーリー面は? †
旧作との繋がりが薄く、一部の常連キャラが続投している程度で、シリーズを熟知していないとお断りな内容は殆ど無い(むしろ知識があると整合性の検証で混乱する)。
そもそも今作が、シリーズの中で時系列のどのへんにあたるのかも明言されていない。
『ラングリッサー2』(=『デア ラングリッサー』)のことと思われる内容や人物評が作中で伝説扱いされているので、少なくとも『2』以降ではあるようだが。
今作の本編はレトロゲーム級の駆け足っぷりであり、要所で脳内補完が必須。
好きなキャラと会話できるイベント(システム)があるものの、それらをしっかり読んだ上で補完もしないとどういう立ち位置の人物だったのかさえ分かり辛い。
シナリオの全体像については言わずもがな、システム周りの無骨さも合わさって、
ある種のノスタルジーを感じさせる投げっぷり。わりとメガドライブ時代を思い出させる。
こういう状況になったからここに行く、ここを攻める、というような流れについて言及した説明・描写が基本的に少ない。酷い時には、無い。おまけに自軍の作戦はどれもこれも順調に成功するばかりで、敵のほうが一枚上手で今後どうしよう…といった次へ持ち越すような展開も出てこないため、シナリオが連続している感覚に乏しい。
そして本編はパートボイスの使い方まで雑で、本文との字面どころか感情も合っていない(気遣いに感謝するシーンなのに怒気口調だったりとか)そんなボイスが流れることすらあり、更に没入感を阻害してくる。試練か。
旧作では、『ラングリッサー3』以降など戦闘に入る前の幕間演出がどんどん長くなっていったものだが、
今作は逆に『デア ラングリッサー』と同等かそれ未満。旧作のように事前に簡潔なナレーションはあるが、
そのあとは既に戦闘MAPに到着している状態から軽く会話するのみとなっている。
さっさとステージに挑みたいという方にはいいかもしれないが、戦闘中のイベントも少ない。
間違ってもシナリオに期待して購入するのはおすすめできないものの、それでも
部分的には気合いの入った舞台・設定も見受けられるので、補完に自信があれば大丈夫かと。
ボリュームは? †
1ルート25ステージ(共通部分込み)で、光輝・帝国・闇・放浪(独立)の計4ルート存在。
全部で28人の仲間(指揮官)は、ルートごと誰が加入するかが固定。全員を同時に仲間にすることは残念ながら出来ない。この点は旧作同様。
エンディングは、ルート別にグッドエンドとバッドエンドがあり、
加えて28人の仲間についても上記と連動してキャラ別のグッドエンドとバッドエンドへ分岐するので、仮にコンプリートしようとするなら膨大な時間が必要。
といっても、グッドとバッドの変化はテキストが多少異なる程度なので、目当てのキャラが登場するルートを1周すれば充分かと。ギャラリーに追加されるのも告白イベントのみ。
また、4ルート制覇したところで特典は無い模様。
前述の通り、ゲームの素の難易度がかなり低いので、如何様にもプレイ可能。
あえて自軍の装備品のランクを落とす、平均的に育成する……などの縛りを自主的に試せば敵軍と拮抗したいい感じの勝負になるものの、そのようなスタイルだと中盤以降は1ステージクリアに一時間近くも要する(アプデ後は多少改善)。
逆に、敵指揮官だけを潰していくとすんなりクリアでき、半分以下にまでプレイ時間を下げられるものの、とてつもなく淡白な進行になる。急げば初回でも10時間以内に一周をクリアできる。難易度が低い分、最短クリアには工夫のしがいがある。
参考までに、育成の進んだパーティを使っての帝国ルート24面締めプレイで、クリアタイムは2時間32分。これはセーブ時間すら惜しんだ記録である。
プレイ時間は累計で記録されていくため、一周目以外のタイムアタックは、自主的にタイムをメモする必要がある。
SRPGとして楽しむ上では難儀な点が多いのが困りもの。キャラ愛がそれを上回れば……!
特に目当てのキャラも居ないというなら、
ストーリー中の説明が比較的厚く、展開が(今作中では)ドラマチックな闇ルート。
ステージの難易度が平均的に高く遊び甲斐があり、世界平和一直線で無事終わる帝国ルートがおすすめ。
隠し面に挑むことができるのは放浪ルートで、一周目から隠し面クリアまで狙うならば放浪ルートが最難関か。
なお、心情的に選び易いルートではあるが、光輝ルートを最初にプレイするのだけはおすすめしません。
理由はキャラクター紹介を一通り読んで頂ければ何となく伝わると思います…。
キャラの装備が外せないんだけど… †
他の装備で上書きした際に外れる。一度何かをつけたら未装備にすることはできない。
一品ものを装備させるときは要注意。アクセサリー系は通常、店で売っていないため、
誤って二軍キャラに装備させると取り返しのつかないことが多い。
とりあえず主人公に装備させておくのが一番無難。主人公がパーティから外れたり、使用不能になるケースは一度も無い。
お店の商品や傭兵の能力値が、買って(雇って)みるまで分からないのは? †
そういう仕様です。基本的に金額相応の能力なので、値段が高い=強いの認識でOK。
完全な例外は、弓兵の武器「アーバレスト」。バグで効果が実際の説明文と違う。
上記ほどではないが、水兵系の傭兵が海地形ほぼ皆無かつ、
歩兵とほぼ変わらない能力なのに少々お高めとなっているものの、こちらは許容範囲か。
セーブ数は? †
全部で3つ。戦闘中の中断セーブはなんとできない。スリープモードをご活用ください。
中断セーブが無いせいで、縛りプレイをしていると戦闘がものすごくスリリング。
謎の達成感を得られるかもしれませんよ。
シリーズ恒例のシナリオセレクト機能は? †
発売から今まで発見報告無し。公式でも存在について言及無し。本当に無いみたいです。
オプションの機能は? †
戦闘アニメのオンオフ、グリッド線のオンオフ、自動行動順終了(部隊内の全ユニット行動後に自動回し)のオンオフ、あとはBGM・SE・ボイスの音量調整。全11段階で最小単位にすると無音。
以上で設定項目はすべて。メッセージはBボタン押し続けで読むのが不可能なくらい超早送りができるので、イベントスキップ機能はあると思って大丈夫。
一方でシナリオセレクトが前述の通り無いので、最強ステータス部隊を作らないと周回が極めて面倒。
スキルの?????って? †
告白イベントで覚える技。
19章の終わりにイベントがあり、好感度の高いキャラを選ぶと成功、アレスと告白相手が隠しスキルを覚える。
どういうわけか敵や味方の傭兵にも?????が設定されているが、解禁されることはない。
詳しくは隠しスキルのページにて。
難易度による違いは? †
難易度は全部で三段階。
味方と同じで敵にも支援があり、指揮範囲内に他の敵指揮官がいれば支援効果が発生する
NORMALでは0だが、HARDでAT/DFに+2、EXTREMEではAT/DFに+4の支援効果がある
敵指揮官を放置しておくとお互いが結束し合ってなかなか倒せなくなる。
敵の数やステータスについては変化しない。
検証により、難易度で変化するのは支援効果の内容だけと思われます。
支援効果って? †
指揮官の能力を補正するもの。A+D+とよく似ているが全く別物で、自軍の傭兵に対してはそもそも効果が発生しない。
チュートリアル「戦闘コマンドについて」でさらりと一言存在が触れられる程度のものだが結構重要。
攻撃を仕掛ける(受ける)指揮官の「指揮範囲内」に、
自軍(友軍)の他の指揮官が居ると、
そのキャラからエールを受けて、一時的に攻撃力と防御力に補正がかかることがある。
(※戦闘とは関係無いが、好感度も微増する。こちらはなんと永続。いくらでも増やせる)
攻撃実行時に、ハートマークが立ち昇っていれば第一段階は成功。事前には確認できない。
具体的な補正値は、戦闘アニメをONにしていると冒頭で+値が表示されるためそれで確認できる。
アニメを毎回見ていると、ハートマークが立ち昇っていても補正がつかないということもたまにある。
ハートマークが出てから、実際に補正が発生するかどうかは別途、判定が行われるようだ。
キャラ同士の好感度が高いほど補正値が多くなり、最高で+6にもなる。
主人公だけでなく、仲間同士にも好感度が設定されている模様。ただしリスト等でそれを確認することはできない。主人公のみ、会話画面のメニューで確認可能。
また、指揮範囲内に複数の自軍指揮官が居た場合は、最も好感度が高い者同士でだけ支援効果が発生する。これにより、仲良くなっていない指揮官に足を引っ張られてしまうことは無いので安心。