今作の開発兼発売元であるextreme(株式会社エクストリーム)のホームページにて、
2015年11月11日、海外版リリース決定のアナウンス有り。
タイトルは、
LANGRISSER RE:INCARNATION-Tensei-
北米、欧州、アジア向け。
現地での販売はAksys Games Localization,Inc(アクシスゲームス社)が担当。
http://aksysgames.com/corporate/![[外部リンク]](admin/image/external_link.gif)
(同社の日本語公式サイト)
アナウンスによると、ローカライズ作業自体はエクストリームが行ったようだ。
ティザーサイトも発表当初から立ち上がっていた。
国内版では見られなかった闇軍のイメージ絵も小さいが掲載されていたりもした。
公式サイト †
当初のティザーサイトには、
製品概要、プロローグの紹介とパッケージ絵しか掲載されていなかった。
他、システムもキャラ紹介も何も無し!
国内版の公式に比べるとあまりにやる気のない感じ。
ティザーサイト登場後の、約半月後にはページ中にAmazonへのリンクが追加され、
そこを見ると発売予定日は2016年4月19日となっており、いちはやく発売日バレしていた。
日本のエクストリーム公式ページでは、2016年3月25日になってようやく、
発売日は2016年4月19日であると正式に発表された。
ダウンロード版もあるようで、そちらは2016年4月21日(北米時間)。同時発売では無かった模様。
Amazonでは海外版のスクリーンショットも確認できるが、
国内版に引き続き、またしても戦闘実行画面は公開されていない。
というかユニットが配置されたマップの画面すらない…。
しかも3月になって、一時Amazonから全スクリーンショットが抹消!
パッケージアート以外は何も無くなってしまった。
まぁ海外ファンが調べようと思えば日本サイト見に行けばいいだけのことですが、
仮にも新作なのにまったく1枚もゲーム画像が無いって異例中の異例。
…4月に入ってから限定版の情報と合わせて、スクリーンショットが再度復活。
なにがあったのでしょう。なお消えていたぶんが戻ってきただけなので、
結局戦闘中のスクリーンショットは無いまま。
広報に関してもとことん予算をかけない方針らしい。発売後にオープニングアニメだけは追加された。
発売後、ティザーサイトと同アドレスのまま内容一新、キャラ紹介などが追加となり
ようやく公式サイトの登場となった。相変わらずシステムの紹介はされていないが。
http://aksysgames.com/langrisser/![[外部リンク]](admin/image/external_link.gif)
(※英語)
販売決定までの経緯とか †
エクストリーム社のホームページから見られる、
2016年3月期(第2四半期)決算説明会資料(2015.11.17更新分)を参照すると、
今作国内版の売上目標は未達成、とのこと。
売上発表では初週9000本くらいは売れていたのだが駄目だった模様。
海外版はその補填目的とされている。
開発 †
これまたエクストリーム社のホームページから見られる、
四半期報告書(2016.02.15更新分)を参照すると、
当第3四半期(=2015.10.01〜2015.12.31)の期間中にAksys Gamesへの納品が完了したとのこと。
納品したということは、2016年2月時点で完成済みだったようだ。
海外版の開発発表が11月だったのですが……それより多少前に開発を始めていたのだとしても、
国内版のリリースが7月23日だったことを考えると、長く見積もろうと4ヶ月程度の期間。
補填目的という言葉通り、短期間内での開発だったと思われる。
国内で購入するには? †
輸入品を扱うゲームショップや、Amazonからでも購入可能。
- Langrisser Re Incantation Tensei 3DS ラングリッサー再呪文転生 ビデオゲーム 英語北米版 [並行輸入品]
翻訳がえらいことになっているが、上記のタイトルで扱われている。
ただし、北米版3DSソフトは、北米版の3DSでないと起動しない。
そのためプレイするには本体の購入も必須。
DSの頃はそうではなかったのだが……以下は、Amazonにもある注意書き。
http://g-ec2.images-amazon.com/images/G/09/vg_sky/product_aleart_import._CB363833069_.jpg![[外部リンク]](admin/image/external_link.gif)
※欧州ではテレビなどのモニタへの映像出力にPAL形式という出力信号を用いており
(日本や北米はNTSC形式)、欧州版のソフトを日本のハードで動かすと
一部機種では正常に映像が出力されない場合あり。
既に海外ソフトをプレイする環境が整っている方でないと、
かなり割高な買い物になってしまう。くれぐれも注意。
特典とか? †
下記の海外のゲーム情報ページによると、
海外版Amazon限定で、早期予約特典としてサントラとアートブックが付属するとのこと。
http://nintendoeverything.com/tag/langrisser-reincarnation-tensei/![[外部リンク]](admin/image/external_link.gif)
恐らく国内版のあれと同内容と思われるが、
ピクチャーレーベルは仮のものです、という注意書きが画像中にある。
デザインの細部などは変更されるのかもしれない。
海外版の特徴 †
基本的にはVer.1.1準拠で、あちらで加わった変更は最初からすべて反映済み。
それ以外にも変更点がある。難易度に関わる内容には変化が無いようで、
敵のアイコンミスなども修正されていない。
ボイス関連は国内版と全く同じ。英語ボイスといったものは無い。
- テキストはすべて英字。数字についてもフォントが異なる。けっこう読み辛い
- アニメでのキャスト紹介は、ローマ字表記に差し替わっている
- オープニング中、画面切り替わり演出がスムーズになっている
- オープニング中、ラングリッサー覚醒時のエフェクトが床に埋まらず綺麗に表示されている
- マップ上で、敵味方指揮官の指揮範囲が、移動時に可視化されるようになった
- 地形効果で、移動力に制限がかかるマスについては、国内版で「移動+○○」となっており紛らわしかったが「Move-○○」と、プラスではなくマイナス表記になり分かりやすくなった
- 傭兵を動かす時は、所属指揮官の指揮範囲が自動的に表示される
- レベルアップした際、ジングルが鳴っている最中からステータスアップ演出が始まり、それが終わるとレベルアップ画面上でボイスを言うようになり、テンポ向上
- ステージクリア時に表示される一枚絵が変更された
- 傭兵ギルドで、雇える傭兵数の上限が数字で表示されるようになった
- 指揮官配置画面で、マップ上に居るキャラのステータスを確認できるようになった